ナラティブとは、物語や説明を構築するために使用される構造や手法のことを指します。
簡単に言えば、ある出来事や物事の起こりから結末へと続く物語の流れのことを指します。
似た言葉でストーリーがありますが、こちらは物語の筋書きや内容のことで、物語中で起承転結の展開は完結します。
ナラティブは、作者自身が介在しているので物語は変化し続けるため、終わりがないと言えます。
絵を描く時のナラティブは、物語を視覚的に伝える手法です。
絵画やイラストは、人々に情報や感情を伝えるのに役立つ力を持っています。絵の中に描かれた要素や構図、色彩などが、視覚的な物語を作り出し、鑑賞者に特定の感情やメッセージを伝える役割を果たします。
例えば、絵画がある場合、描かれた対象物や背景、色彩の選択などが、何かしらの物語を伝えることがあります。また、絵画が一連の作品として展示される場合、それらの作品同士がつながりを持ち、共通のテーマやストーリーを伝えることによって、より力強くメッセージを発信することが可能です。
絵画を描く際には、絵の中にどのような要素や配色を取り入れるかを考えることで、鑑賞者に対して特定のストーリーを伝えることができます。ナラティブの要素を絵に取り入れることで、より深い意味や感情を引き出すことができるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。